世界遺産
音楽の都ザルツブルグにある「モーツァルトの生家」は、オーストリアが世界に誇る音楽家ウォルガン・アマデウス・モーツァルトが7歳まで過ごした家です。鮮やかな黄色の建物の中には、モーツァルト自筆の楽譜や最初に使ったピアノなども閲覧可能ということで、ファンならずとも貴重な体験が出来ます。
首都ウィーンの森にあるセンメリング鉄道は、世界最初の山岳鉄道で、約40kmが世界遺産として指定されています。標高995mの峠を越えるのは物理的に困難と言われていた1800年代に、山腹をカーブで辿り、トンネルや橋を利用することで乗り越え建設された、産業遺産とも呼べる鉄道です。美しい深い森と荒々しく切り立った岩壁に囲まれながら、電車の旅も素敵ですね。
ザルツカンマーグート地方にあるハルシュタット湖は、湖面にまるで鏡のようにハルシュタットの街並みが映り、その後ろにはどっしりと壮大な山々がそびえています。絵画のように優美な景色には圧倒されます。是非湖畔をじっくり散策し、広大な自然を全身で浴びるように感じてみて下さい。まるで吸い込まれそうに深い色の湖上を遊覧するのもいいですね。
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芸術
ウィーン南駅近くのベルベデーレ宮殿内にある、オーストリア・ギャラリー。こちらにはクリムトの代表作「接吻」などが所蔵されています。グスタフ・クリムトを中心に結成されたウィーン分離派は、過去の形式に囚われない、新しい芸術を目指し運動していました。クリムトの作品は今なお革新的で、色褪せない艶やかさを感じさせます。他にもエゴン・シーレの「抱擁」など19世紀から20世紀にかけてのオーストリア芸術が味わえます。きっと、今までにない刺激を受けることが出来ると思います。
オーストリア屈指のバロック建築と言われている、メルク修道院。見所のひとつでもあるのが、蔵書は10万冊とも言われる図書室です。びっしりと本の詰まった背の高い本棚の更に上、天井には、フレスコ画が描かれています。フレスコ画は、砂と石灰を混ぜて作ったモルタルで壁を塗り、その上に水だけで溶いた顔料で絵を描くという技法を使っています。油絵や水彩とは全く違って、石灰の結晶に顔料が閉じ込められて色が大変美しく、耐久性は数千年と言われています。歴史と表情を結晶の一粒一粒に閉じ込めた美麗な天井フラスコ画は、一見の価値ありです。
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